薬と健康食材の危険な組み合わせとは(ダイエットガイド.jp)

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Dietguide:Tetsuya Kawaguchi

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更新日 2012-10-03 | 作成日 2007-11-18

薬と健康食材の危険な組み合わせとは

NR(独立行政法人国立健康・栄養研究所認定 栄養情報担当者)でフードコーディネーターを務める南恵子先生が、「薬と健康食材の危険な組み合わせ」について記事を掲載していたので、その内容を紹介します。

薬と健康食材の危険な組み合

1:アボカド×抗うつ薬

アボカドに含まれる「チラミン」という物質が、ある種のうつ薬(MAO阻害薬)を服用中に多量に食べると頭痛や血圧が上がる場合があるとのこと。抗うつ薬は、その他にもチーズや鶏レバーとも相性が悪いのだとか。

2:納豆・緑黄色野菜×抗凝固薬

納豆や緑黄色野菜(特に青汁、クロレラ、ほうれん草等)に豊富に含まれる「ビタミンK」が、血液を固まりにくくする抗凝固薬ワルファリンの働きを阻害してしまいます。その他にも

3:グレープフルーツ×高血圧治療薬

グレープフルーツには、高血圧や狭心症などの治療薬であるカルシウム拮抗剤の作用を増強させるため、組み合わせて食べると命の危険にさらされる恐れがあるとのこと。

4:牛乳×骨粗鬆症の治療薬

抗性剤や骨粗鬆症の治療薬と牛乳を同時に飲むと、その治療薬と牛乳に含まれるカルシウムが結合して薬の効果を弱めるとのこと。

5:コーヒー・紅茶・緑茶×痛風治療薬

コーヒーや紅茶、緑茶に多く含まれる「カフェイン」には尿酸の排出を妨害する働きがあります。ですから、痛風治療薬の働きを妨害する可能性出てくるとのことだ。その他、血液凝固防止薬、狭心症、心筋梗塞の治療薬の作用を弱めたり、気管支拡張剤に使用されている「テオフィリン」「テオドール」の副作用である不眠やイライラを強める危険性があります。

6:ビール・コーラなどの炭酸飲料×解熱鎮痛剤

高熱がでたときに服用する解熱鎮痛剤は、炭酸ガスによって吸収を阻害され、効き目が悪くなるとのことだ。

7:アルコール×睡眠薬

睡眠薬に含まれている「ハルシオン」などの薬剤は、アルコールと混ざると薬効が強くなり、記憶障害などの副作用を起こす可能性があります。

8:セントジョーンズワート×ピル

リラックス効果や抗うつ作用があるハーブの「セントジョーンズワート」は、経口避妊薬や免疫抑制剤、てんかんや不整脈などの薬と飲むと、その薬理効果を阻害してしまうそうです。


以上



(2012/08/06)

執筆:比嘉 武詩


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