LiveScienceが教える体重が増え続ける6つの理由とは(ダイエットガイド.jp)

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更新日 2012-06-24 | 作成日 2007-11-18

LiveScienceが教える体重が増え続ける6つの理由とは

TechMediaNetworkによって運営されている科学ニュース・ウェブサイト「LiveScience」にて体重が増え続ける6つの理由が掲載されていたので紹介します。

体重が増え続ける6つの理由

1.食品衛生の向上

現代の食事、特に先進国になればなるほど食べ物の衛生面が向上し食中毒を防いでいます。しかし、この食品衛生の向上が肥満の原因になるかもしれないとのこと。

ある科学者が、ネズミを使った実験で腸内細菌と食品衛生の関係が肥満にと関連していることを発見したようです。その研究によると、殺菌処理された飲み物や薬などの抗生物質がカロリーの吸収を助け、また食欲を増進させる腸内細菌を増殖させるのだそうです。

つまり食べる量が一定でも、近い将来腸内細菌の力で太りやすい体質になってししまう可能性が出てくるのです。

2.親の遺伝子

コロンビア大学のスーザン・カーネル博士によると、遺伝子によっては少量の食事でも満腹感を得られるとのこと。この遺伝子とは逆に、大量に食べても満腹感を得られない人もいます。親から受け継ぐ遺伝子で、既に太りやすい体質になっているかもしれません。

なお太りやすい遺伝子は母親から最も受け継がれやすいことが他の研究者の実験結果として発表されています。この実験では、遺伝子的に同一のネズミ2匹を、太った母ネズミとそうでない母ネズミの胎内にいれて生ませ、その後も同じ量の食事を与えるものでした。結果として、太った母ネズミから生まれた子どもは太り、そうでないネズミは太らずにすんだとのこと。

もし自分の母親が太っている場合、遺伝的に普通の人よりかは太りやすい体質になっているかもしれません。

3.友人関係

肥満者の研究を行なっている研究者によると、肥満者は肥満者と友情関係を結ぶ傾向にあるとのこと。周りが肥満者で埋め尽くされると、普通の食事量の基準が上がり、自ずと過食気味になってしまうとのこと。

周りに肥満である人がいすぎる場合は、無意識のうちに太る食生活をしているのかもしれません。

4.文明の力を頻繁に使用する

現代社会は昔と比べて運動量がかなり減ってきています。例えば車やエレベーター、エスカレーターなどの出現により、昔は行なっていた移動という運動も少なくなっているのです。

自分を楽させてくれるものを多用することが、肥満の引き金になる可能性があります。ですから、肥満者が減量する場合は、便利な世の中だからこそ、逆に運動量を稼ぐために昔よりも根気と努力が必要なのかもしれません。

5.ファーストフードの氾濫

手軽に美味しく食べれるファーストフードは、忙しい現代人にとって頼もしい食品サービスの1つです。しかし、それらには脂肪、砂糖、塩がいっぱい入っているだけで栄養価が少なく、また満腹感を得にくいため過食を誘発します。

これらファーストフードが氾濫し、そしてそれを常食することで肥満となってしまうのです。

6.食べることを軽視した食文化の欠如

食べることを重宝しない食文化を持つ国や、または食文化さえない国は食べること事態にストレスを感じることが多いと言われています。それと同じように食文化が欠如している人は、通勤中に食事をする早食いや、ファーストフードだけを食べるなどの偏食傾向にあり、肥満を引き起こす様々な要因を秘めているとのこと。

食べることを大切にし、自分の体を労わる食生活を行なわなければ、どのようなことをしても肥満になる要因をずっと抱え込むことになるようです。

以上。

(2012/01/24)

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