男性にも更年期の症状がでる?妻に負担が出て負のスパイラルに入ってしまう!?(ダイエットガイド.jp)

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Dietguide:Tetsuya Kawaguchi

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更新日 2012-06-24 | 作成日 2007-11-18

男性にも更年期の症状がでる?妻に負担が出て負のスパイラルに入ってしまう!?

女性ならば閉経時期になると女性ホルモンのバランスが崩れ、「自律神経失調症様の症状、脈が速くなる(頻脈)、動悸がする、血圧が激しく上下する、腹痛、微熱、そのほか女性の場合はホットフラッシュ(ほてり・のぼせ)、多汗、頭痛、めまい、耳鳴り、肩こり、不眠、疲労感、口の渇き、のどのつかえ、息切れ、下痢、便秘、腰痛、しびれ、知覚過敏、関節痛、筋肉痛、性交痛、生理不順」など実に様々な症状を引き起こします。

この更年期障害が男性にもあるのをご存知でしょうか。女性の場合は50歳前後(閉経をはさんだ10年間)に起こるとされる症状ですが、男性の場合は40歳前後に引き起こされるという報告がされています。

症状は勃起不全(ED)といった生殖不全の症状に加え、前述で述べた症状も起きるそうです。最近ではこの男性更年期障害の引き起こすイライラや落ち込みの影響を近くにいる妻が受けて、夫婦で負のスパイラルにはまりこんでしまうケースが多いようです。

改善策としては、神田医新クリニックの医師・横山博美先生によると、男性ホルモンであるテストステロンが8.5ピコグラム以下の場合は、男性ホルモン注射を打つことをすすめています。

中年以上の男性にありがちな肥満も男性ホルモンの分泌を阻害するため、日ごろから液性体重を維持することも重要とのことです。さらに自律神経の安定をはかるためにも毎日30分以上の散歩を行なうことや、ぬるめのお湯(39度~40度)にゆっくりつかり、睾丸を痛くない程度に刺激することも有効とされています。

また、男性更年期外来を開いている大阪大学大学院准教授の石蔵文信先生によれば、女性の更年期障害は、男性更年期障害を理解し、症状緩和を共に行なうことで半分以上は解決するとのことです。

40歳前後に差し掛かった夫、または彼の様子が普段より怒りやすくなったり、勃起不全などが起った場合は男性更年期障害を疑ってもよいのかもしれません。

そういうときは理解を示し、共に改善していくことが、今後女性自身におこるであろう更年期障害を克服するために必要なことのようです。

(2012/03/06)

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