漢方で冷えを改善し、慢性の腰痛・関節痛などを解消する!(ダイエットガイド.jp)

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更新日 2012-06-24 | 作成日 2007-11-18

漢方で冷えを改善し、慢性の腰痛・関節痛などを解消する!

2012年3月12日にNHK系列「きょうの健康~漢方で対処!慢性の痛み「冷えをとって腰痛・関節痛を解消」~」にて冷え性を改善する漢方の内容が放送されていたので紹介したいと思います。

今回番組で解説をする講師は、温知堂矢数医院院長、東亜医学協会理事長、日本東洋医学会名誉会員、東京医科大学兼任講師などを務める矢数芳英先生です。

矢数先生によれば、漢方では痛みの原因を「冷え・むくみ(水分分布の偏り)・血液障害・炎症(熱)・ストレス・体力低下」の6つに分類されており、今回はそのなかでも「冷え」にスポットをおきます。

漢方では「冷え」を引き起こすのは、代謝の低下が原因の1つだと考えるとのこと。特に高齢者の腰痛は冷えを取ることで改善されるケースが多いそうです。

腰痛を改善する漢方薬

1.八味地黄丸(はちみじおうがん)

八味地黄丸は「地黄(じおう)・山茱萸(さんしゅゆ)・山薬(さんやく)・沢瀉(たくしゃ)・茯苓(ぶくりょう)・牡丹皮(ぼたんぴ)・桂皮(けいひ)・附子(ぶし)」からできています。これらのうち「桂皮(けいひ)・附子(ぶし)」は身体を温める効果があり、「地黄(じおう)・山茱萸(さんしゅゆ)・山薬(さんやく)」いは体力低下を防ぐ効果がるとのこと。

研究データによると、この漢方薬を使用することで約8割が「腰痛・下肢つっぱり感・痺れ感など」を改善することができるとのこと。

2.桂枝加苓朮附湯(けいしかりょうじゅつぶとう)

桂枝加苓朮附湯は「桂皮(けいひ)・芍薬(しゃくやく)・茯苓(ぶくりょう)・大棗(たいそう)・生姜(しょうぎょう)・甘草(かんぞう)・朮(じゅつ)・附子(ぶし)」の8つからできています。このうち「桂皮(けいひ)・附子(ぶし)」は身体を温める効果があり、「茯苓(ぶくりょう)・朮(じゅつ)」にはむくみを改善する効果があるとのこと。

この薬は、「お風呂に入ると痛みがやわらぐ」という患者に適した薬だとのこと。

関節痛を改善する漢方薬

1.防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

防已黄耆湯は「防已(ぼうい)・黄耆(おうぎ)・朮(じゅつ)・生姜(しょうぎょう)・大棗(たいそう)・甘草(かんぞう)」の6つからできています。このなかで「防已(ぼうい)・黄耆(おうぎ)・朮(じゅつ)」は身体の水はけをよくしむくみを改善し炎症を抑える効果があるとのこと。

矢数芳英先生が教える漢方治療が向く人

(1)痛みの原因がわからない場合
(2)もとの病気が治ったのに痛みが続く場合
(3)天候や季節で痛みが変化する場合
(4)体力に不安がある場合

とのこと。なお漢方薬を使う場合は、現代医学で原因を突き止めてから医師と相談の上使用することが好ましいとのこと。

きょうの健康~漢方で対処!

漢方で冷えを改善し、慢性の腰痛・関節痛などを解消する!
漢方でむくみをとり、頭痛を解消する!


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