食欲増進ホルモンとアレルギーを引き起こす物質の因果関係とは!?(ダイエットガイド.jp)

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Dietguide:Tetsuya Kawaguchi

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更新日 2012-10-03 | 作成日 2007-11-18

食欲増進ホルモンとアレルギーを引き起こす物質の因果関係とは!?

2012年4月4日に、兵庫医科大学教授らのグループが動物実験で「アレルギー性鼻炎を引き起こすたんぱく質」である「インターロイキン33」を突き止めたという発表がありました。

「インターロイキン」とは、人間の体に異物が入るとそれを追い出すために免疫細胞であるリンパ球やマクロファージなどがでてきますが、それらの働きを活性化させる仲立ちを行なっている物質のことを指します。この物質系統で33番目に発見された物質のため「インターロイキン33」と名付けられているようです。

これらの系統のなかで、4番目に発見された「インターロイキン4」や13番目に発見され「インターロイキン13」は血管内皮細胞を刺激して食欲増進ホルモンを分泌されることが分かっているとのこと。ですから、インターロイキンはアレルギー炎症により分泌されるため、アレルギーを持っている人は過食しがちになるようなのです。

またこのアレルギーの炎症は「エイコサノイド」と呼ばれる物質でコントロールされており、エコサノイドのバランスを崩すものとして脂質である「オメガ6」が分かっているようです。

オメガ6の脂質は「コーン油や紅花油、ひまわり油」などに多く含まれており、それらを摂取することで体内に入ってきます。ですから、過食を防ぐためにはこれらの油を摂取しない方が良いようです。

ですが「油なしでは調理が…」と思われる方も多いはずです。そんな時は逆にアレルギー炎症を抑える脂質として「オメガ3」というものが存在します。

このオメガ3の脂質は「亜麻仁油、しそ油、えごま油、EPA(魚油)」などに豊富に含まれており、もしダイエットを考えているのならば調理油はそれらを使うことが得策らしいです。

よくアメリカ発祥のダイエットではオメガ3系の油を使用するに指示していますが、このことも髪した上での指示なのでしょうかね。

(2012/04/06)

執筆:比嘉 武詩

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