親の教育の仕方で子供が肥満になる!?(ダイエットガイド.jp)

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更新日 2012-10-03 | 作成日 2007-11-18

親の教育の仕方で子供が肥満になる!?

2012年5月2日にフジテレビ系列「ホマでっか!?TV~間違いだらけの超育児法~」にて、親の教育の違いで子供が肥満になるという内容が放送されていたので、それをまとめて紹介したいと思います。

心理評論家の植木理恵先生のお話

米ボストン大学の心理学研究のチームによれば、「母親に厳しく育てられた子どもは肥満になりやすい」という結果がでたとのこと。

この研究は8年間872家族を対象に追跡調査を行ったもので、母親が「フレキシブル型(子どもの反応に合わせて子育てをする人)」は平均的な体重に育ったのに対し、「支配型(母親の都合で全ての育児を行う人)」は前者と比べて5倍も肥満体系であったことが統計で分かったそうです。

脳科学評論家の澤口俊之先生のお話

澤口先生によれば、子の乳児期の肥満度を見ると親の死亡・心臓疾患リスクがわかるという研究結果が出ているそうです。

理由として、親の悪い食生活が子に影響するから肥満になるため、年齢を重ねた親は病気になるリスクが高くなるのだそうです。つまり子どもが肥満だと両親の死亡率が高くなるとのこと。

生物学評論家の池田清彦先生のお話

妊娠中にどのような栄養を摂るかが、その子がどのように成長すかに大きく影響するとのこと。特に妊娠中に母親が栄養バランスの悪い食事を摂っている場合は、子どもが肥満になりやすくなるのだそうです。

補足

神田うのさんによれば、妊娠中に栄養不足だと、子どもは少ない栄養からエネルギーを摂取しようとする体質となり、結果的に生まれた後もそれが変らないため太りやすい体質になるのだそうです。(池田先生おすみつけのコメントです。)

ちなみにそれを避けるために、神田さんは妊娠中に19kgも太ったそうです。その後は母乳ダイエットでもとの体系に戻ったらしいのですが。

医療評論家のおおたわ史絵先生のお話

授乳中に母親が低タンパクな食事をすると、子どもの寿命と大きく関わってくるのだそうです。

この内容はイギリスで行われたマウス実験によるもので、授乳中のマウスに「低タンパク食」をさせた結果、そのマウスの子どもの寿命が延びたのだそうです。

ただし結果がそうなっただけで、科学的な根拠はまだ分かっていないとのこと。

補足

環境評論家の武田邦彦先生によれば、一般的に人間の体の中には不足すると合成する能力があるからだとのこと。だから授乳中に限らず、食事は腹八分目の方が適度なストレスをうけ、それに対応する力がつき、結果的に寿命が延びるのだそうです。

ちなみに常に満腹な食事を行ってしまうとと、どの生物も寿命が2/3になってしまうのだとか。この方法論は南雲良則先生の「南雲式アンチエイジング」に共通するものがありますね。

親子心理評論家の山崎雅保先生のお話

愛情不足な子どもは肥満になるリスクが高くなるとのこと。

山崎先生によれば、愛情飢餓になった子どもは「食べること」でその不足した部分を補うようになるとのこと。これは口を慰めることで心が落ち着くという理由らしいのですが、結果として摂取カロリーが増えるため太るのだそうです。

(2012/05/04)

執筆:比嘉 武詩

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